今回は私が実際に療育で取り入れていた縄跳びが上達するおすすめの裏技を紹介します。
まずは4コマ漫画を見てみてね!
縄跳びを結ぶだけならとっても簡単だけど、本当にそれだけでこんなに上手くいくものなのかな?
そうなんです。とっても簡単な工夫なんですが、これだけで縄が上手く回せるようになるんです。どうしてなのか詳しく解説してみますね。
結び目をつけると遠心力で縄がまわしやすくなる!
4コマ漫画にもあるように、縄跳びの真ん中とその両側に結び目をつけると、結び目がちょっとした重りになり、遠心力で縄がまわしやすくなります。
縄跳びがうまく跳べないのには原因が様々ありますが、始めは ″縄が上手くまわせない″ というところでつまづきます。
縄をまわそうとしても、縄がぐにゃっとなったり、頭に引っかかったりして足元までまわすことができないお子さんが多いです。
ここでつまづいてしまうと「もう縄跳びやりたくない!」「僕は縄跳びできない!」となってしまいます。
このような場面は療育でもよくありました。
縄跳びをやってみよう!と縄跳びを渡し、いざやってみたら縄が頭に引っかかって「もうやらない!」ということは多々あります。
そのタイミングで、縄に結び目をつけてもう1回やってもらいます。
そうすると、足元まで縄をまわすことができるので「僕にもできた!」という自信につなげることができます。
まずは「足元までまわす→足元に縄がきたら1回止まってもいいから縄を跳び越える」というように練習を進めていきましょう。
本来は縄が足元にきたらタイミング良く縄を跳び越えるけど、今まで縄をまわすことも難しかった子にとっては「縄をまわして止まってもいいから縄を跳び越える」ができると嬉しいよね!
結び目をつけてもうまくできない時の対処方法!
私が療育で縄跳びの練習をしている中で、縄跳びに結び目をつけると縄を上手くまわせるようになるお子さんがたくさんいました。
ただ、それでもまだ上手くまわせないお子さんもいます。
もし上手くまわせなかった場合の対処方法をご紹介します。
縄の長さを確認する
縄を結んでしまっているので、縄が極端に短くなっている可能性があります。
縄が短いと、縄が上手くまわせても頭に引っかかってしまいます。
縄跳びの縄は、縄を足で踏んで手に持った時に、胸から腰の間になる長さがよいと言われています。
結び目をつけても、このくらいの長さになるように調節をしてみましょう。
縄の種類を変える
ビニール製の縄跳びを使っているお子さんが多いかと思いますが、縄跳びが苦手なお子さんはビニール製のものよりも、ひも製の縄跳びの方がまわしやすいです。
ひも製の縄跳びは重みがありますし、ねじれにくいのでまわしやすいです。
色々な技の跳び方をしたり、早いスピードで連続で跳ぶときはビニール製の軽いものが良いですが、縄をまわす練習の段階であればひも製の縄跳びがおすすめです。
結び目より重い重りをつける
結び目の重さだけでは重みが足りていない場合があるので、その場合は縄跳びの真ん中に新聞紙やチラシを丸めたものをテープでぐるぐると巻き付けます。
そうすると、より遠心力で縄がまわしやすくなります。
まとめ
今回は、縄跳びを練習し始めたお子さんによくみられる「縄を上手くまわせない!」という問題を解決できる裏技をご紹介しました。
縄跳びは、縄をまわすだけでなく「タイミングよく跳ぶ」「連続で跳ぶ」ということも必要になります。
そのような「跳ぶ」ことが難しいお子さんへの練習方法も今後記事にしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後まで見ていただきありがとうございました!
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